婚活パーティーで出会った変わった男性

「クラブチャティオ」
評価：3　投稿日：2014/08/01

せいこ さんの投稿

40歳になって、もう結婚なんて無理と諦めていた時のこと、大学時代の友人バリバリのキャリアウーマンの彼女から電話があった。「私ね、実は結婚することになったの」という。私はびっくりして「え？本当なの？またなんで？」と言ってしまった。

彼女は私にずっと「結婚なんかしない。私は仕事があれば幸せなの」と言っていたのである。内心私はショックだった。自分よりキャリアのある、ある意味私の憧れだった彼女が仕事を辞めて彼と一緒に海外へ行くというのだから。

そしてどこで出会ったか聞くと、クラブチャティオの婚活パーティだという。私は早速、そのパーティーに参加してみた。彼女はアメリカ人と結婚したのだが、確かに国際色豊かな婚活パーティーだった。その中にもちろん日本人男性もいた。私の気になった男性はその日本人男性。彼は外資系の会社に勤めていて、英語はもちろん他の言語も挨拶程度なら話せる。私にとっては高望みだったとは思うのだが、話もあい、その後デートも重ねた。そしてある日、彼はこんなことを私に話した。「実は君に話していないことがある。僕はね、実は熟女が好きなんだ。君なら僕の話をわかってくれると思ってね」と言う。意味がよくわからなかったが、後から考えると、彼は熟女が好きで、実は悩んでいた。４０代の私ならわかってくれると思って話したということらしい。

なんだか複雑な心境。彼とは定期的に会ってお茶をするだけ。このことを結婚した彼女に話すと「それは脈ないね。だって相談でしょ。まぁあなたが気があるなら彼をその気にさせてみたら」と。

見た目もおしゃれで高身長、高収入な彼。人間わからないことってあるんですね。